こんにちは、みなさん!今日は国際協力NGOとして知られる「ケアインターナショナルジャパン」について詳しくお話ししていきます。
寄付先を探している人や国際協力に興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
ケアインターナショナルジャパンってどんな団体?

画像引用元:ケアインターナショナルジャパン
みなさんは「ケア」という団体を聞いたことがありますか?実は世界的に有名な国際NGOなんです。ケアインターナショナル(CARE International)は1945年に設立された歴史ある団体で、第二次世界大戦後のヨーロッパへの支援物資「ケア・パッケージ」から始まりました。
日本支部である「ケアインターナショナルジャパン」(公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパン)は1987年に設立され、現在は東京に事務所を構えています。国際的なネットワークの一員として、貧困削減や女性のエンパワーメントなど、様々な国際協力活動を行っています。
団体の理念と特徴
ケアインターナショナルジャパンの最大の特徴は「女性と女子」に焦点を当てていること。「女性と女子が公正な社会で暮らせる世界の実現」を目指し、活動しています。
なぜ女性なのか?それは、世界の貧困層の約70%が女性だからなんです。女性が教育や経済活動に参加できれば、家族全体の生活が向上し、コミュニティ全体が発展するという考え方が根底にあります。
また、緊急支援から開発支援まで幅広い活動を行っているのも特徴です。災害が起きたときの緊急支援だけでなく、長期的な視点で地域の自立を促す開発支援も重視しています。
ケアインターナショナルジャパンの具体的な活動内容

それでは、ケアインターナショナルジャパンが実際にどんな活動をしているのか見ていきましょう!
海外での支援活動
ケアインターナショナルジャパンは、アジア、アフリカを中心に様々な国で支援活動を展開しています。具体的には以下のような地域で活動しています:
- 東南アジア(カンボジア、ミャンマー、ベトナムなど)
- 南アジア(ネパール、バングラデシュなど)
- アフリカ(ケニア、エチオピアなど)
- 中東(シリア、ヨルダンなど)
活動内容は地域によって異なりますが、主に以下のような支援を行っています:
女性のエンパワーメント
女性の経済的自立を支援するため、職業訓練や小規模ビジネスの立ち上げ支援、マイクロファイナンス(小口融資)などを提供しています。例えば、カンボジアでは女性たちに縫製技術を教え、収入向上につなげるプロジェクトを実施しています。
教育支援
子どもたち、特に女子への教育機会の提供に力を入れています。学校建設や教材提供、教員トレーニングなどを通じて、質の高い教育を受けられる環境づくりをサポートしています。
防災・減災活動
災害の多い地域では、災害に強いコミュニティづくりを支援。防災教育や避難訓練の実施、防災設備の整備などを行っています。特にアジア地域では、住民参加型の防災活動を推進しています。
緊急人道支援
自然災害や紛争などの緊急事態発生時には、食料や水、医療支援などの緊急支援を提供。2023年にはトルコ・シリア大地震の被災者支援、2022年のウクライナ危機への支援なども行いました。
日本国内での活動
ケアインターナショナルジャパンは海外だけでなく、日本国内でも様々な活動を展開しています:
「あつめて国際協力」プログラム
使わなくなった品物を寄付することで国際協力に参加できるプログラムです。古本や未使用の切手、書き損じはがき、古い携帯電話など、家庭にある不用品を送ると、買取業者を通じて現金化され、ケアの支援活動に役立てられます。
特に「あつめて国際協力」は、お金を直接寄付するのではなく、身近なモノで国際協力ができる点が魅力的です。実際に私も古本や使わなくなった携帯電話を送ったことがありますが、とても簡単に参加できました!古本は数冊まとめて送ることができますし、切手やはがきは小さな封筒に入れて送るだけでOK。自分の部屋の整理整頓にもなって一石二鳥ですよね!
啓発・教育活動
学校や企業での出前授業や講演会を通じて、国際協力やジェンダー平等についての理解を深める活動も行っています。若い世代への啓発は特に力を入れているようです。
ボランティア活動
ケアインターナショナルジャパンでは、事務作業のお手伝いから翻訳、イベント運営まで、様々なボランティア活動の機会を提供しています。直接海外に行かなくても、日本国内で国際協力に貢献できる方法を模索している人にピッタリだと思います。
ケアインターナショナルジャパンの評判は?

それでは本題の「評判」について見ていきましょう。実際にケアインターナショナルジャパンはどのように評価されているのでしょうか?
寄付先としての信頼性
寄付先を選ぶ際に重要なのは、その団体の信頼性です。ケアインターナショナルジャパンは以下の点で高い信頼性を持っています:
- 公益財団法人としての認定:公益財団法人として認定されており、厳しい基準をクリアしています。
- 情報公開の透明性:年次報告書や会計報告書がウェブサイトで公開されており、資金の使い道が明確です。2023年度の決算報告書によると、総収入の約81%が実際の支援活動に使われています。これは国際NGOとしては良好な水準とされています。
- 第三者評価:「認定NPO法人言論NPO」による「『見える化』評価」において高評価を得ています。
- 国際的なネットワーク:世界100カ国以上で活動するケアインターナショナルの一員であり、国際的な基準に従って運営されています。
活動の効果と成果
ケアインターナショナルジャパンの活動は、具体的な成果を挙げていることでも評価されています:
- カンボジアでの女性支援プロジェクトでは、参加者の月収が平均30%以上向上したという報告があります。
- ネパールでの学校建設プロジェクトにより、女子の就学率が向上しています。
- 日本国内での啓発活動により、国際協力への理解が広がっています。
寄付者からの評価
実際に寄付した人々の声を見てみると:
「定期的に活動報告が届くので、自分の寄付がどう使われているかわかりやすい」 「小額の寄付でも丁寧に対応してくれる」 「女性支援という明確な焦点があり、寄付の意義を感じやすい」
といった好意的な意見が多く見られます。
一方で、「もっと日本国内の活動を増やしてほしい」「海外での活動の詳細がもっと知りたい」といった要望の声もあります。
「あつめて国際協力」プログラムを詳しく見てみよう

前述した「あつめて国際協力」プログラムは、ケアインターナショナルジャパンの特徴的な取り組みの一つです。このプログラムについてもう少し詳しく紹介しましょう!
どんなものが寄付できるの?
「あつめて国際協力」で受け付けているものは以下の通りです:
- 本・CD・DVD・ゲーム:1箱に10点以上まとめて送ることができます
- 使用済み切手:消印の周りを1cm程度残して切り取ったもの
- 書き損じはがき・未使用切手:そのまま送れます
- 使用済み携帯電話・スマートフォン:個人情報は消去してから
- 外国コイン・紙幣:旅行で余った外貨も役立ちます
- ブランド品・貴金属:バッグやアクセサリーなど
どうやって送ればいい?
送り方は品物によって異なります:
- 本・CD・DVDなどは「ブックオフオンライン」を通じて送ります
- 切手やはがきは直接ケアの事務所に送ります
- 携帯電話やブランド品は専用のフォームから申し込みます
送料は基本的に寄付する側が負担しますが、大量の本や高価なブランド品は着払いで送れる場合もあります。
寄付した品物はどうなるの?
寄付された品物は提携する買取業者によって買い取られ、その代金がケアの活動資金となります。例えば:
- 古本1冊で、カンボジアの子どもが1日学校に通うための文房具が買えます
- 書き損じはがき5枚で、ネパールの女性が1日分の職業訓練を受けられます
- スマートフォン1台で、アフリカの家族が1週間使える浄水器が提供できます
つまり、家にある使わないものが途上国の人々の支援に変わるんです。お金を直接寄付する余裕がなくても、誰でも参加できるのが魅力ですね。
私も実際に古本を何回か送ったことがありますが、家の片付けもできて、国際協力にも貢献できて、とても満足感がありました。特に大掃除の季節には「あつめて国際協力」を思い出してみてはいかがでしょうか?
ケアインターナショナルジャパンに寄付するメリット

ケアインターナショナルジャパンに寄付するメリットはいくつかあります:
税制上の優遇措置
公益財団法人であるケアインターナショナルジャパンへの寄付は、税制上の優遇措置を受けることができます:
- 個人の場合:所得税の寄付金控除
- 法人の場合:法人税の損金算入
例えば、年間10,000円を寄付した場合、約2,000円〜4,000円程度の税金還付を受けられる可能性があります(所得やその他の条件によって異なります)。
支援の選択肢の多様さ
ケアインターナショナルジャパンでは、さまざまな支援方法を用意しています:
- マンスリーサポーター:毎月定額(1,000円〜)を寄付
- 一般寄付:一回限りの寄付
- 遺贈寄付:遺言によって財産の一部を寄付
- あつめて国際協力:モノでの寄付
自分のライフスタイルや予算に合わせた支援方法を選べるのが魅力です。
活動報告の充実
定期的にニュースレターやメールマガジンで活動報告が届きます。自分の寄付がどのように使われ、どんな成果につながっているかを知ることができるのは、寄付者としてとても嬉しいポイントです。
個人的な感想:なぜケアインターナショナルジャパンへの寄付をおすすめするか

ここで少し個人的な話をさせてください。私が国際協力NGOの中でもケアインターナショナルジャパンをおすすめする理由は主に3つあります。
1. 女性と女子に焦点を当てたアプローチ
「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える」という言葉があります。ケアの女性支援は、単に物資を配るだけでなく、女性たちが自立して生きていくための力をつけることを重視しています。女性が経済的に自立すると、子どもの教育や健康にお金を使う確率が高く、結果的に家族全体、そしてコミュニティ全体の底上げにつながることが研究で分かっています。
長期的な視点で本当の意味での貧困削減を目指す姿勢に、私は強く共感します。
2. 現地の人々との協働
ケアの活動は、外部から一方的に「助ける」のではなく、現地の人々と一緒にプロジェクトを作り上げていくスタイルです。現地のニーズを尊重し、その土地の文化や慣習を理解した上で活動を進めています。
「援助する側・される側」という関係ではなく、対等なパートナーシップを重視する姿勢は、真の国際協力のあり方として理想的だと思います。
3. 透明性の高さ
私たち寄付者にとって、「お金がきちんと現地の支援に使われているか」は大きな関心事です。ケアインターナショナルジャパンは財務報告書を詳細に公開しており、どれだけの割合が実際の支援活動に使われているのかが明確です。
また、定期的な活動報告を通じて、寄付金の使途や成果を知ることができるのも安心できるポイントです。
まとめ:ケアインターナショナルジャパンは信頼できる寄付先
以上、ケアインターナショナルジャパンについて詳しく見てきました。長年にわたる実績、透明性の高い運営、具体的な成果を上げている点から見て、ケアインターナショナルジャパンは信頼できる寄付先と言えるでしょう。
特に「女性と女子」に焦点を当てた活動は、世界の貧困問題を根本から解決するための効果的なアプローチです。また、「あつめて国際協力」のようなプログラムは、気軽に国際協力に参加できる入口としても優れています。
もちろん、国際協力団体はケアだけではありません。様々な団体の活動内容や理念を比較し、自分の価値観や関心に合った団体を選ぶことが大切です。ただ、女性のエンパワーメントと自立支援を重視する点、透明性の高い運営、そして「あつめて国際協力」のような気軽に参加できるプログラムがある点で、ケアインターナショナルジャパンは特におすすめできる団体だと私は考えています。
国際協力に興味はあるけれど、何から始めればいいか分からない…という方は、まずは「あつめて国際協力」から参加してみてはいかがでしょうか?家にある不用品が世界の誰かの笑顔につながる、そんな素敵な体験ができるはずです。
そして余裕があれば、月々1,000円からのマンスリーサポーターとして継続的な支援を検討してみるのも良いかもしれません。小さな一歩が、世界のどこかで大きな変化を生み出すきっかけになるかもしれませんよ!
あなたも今日から、国際協力の一歩を踏み出してみませんか?
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